MBSラジオ見学会→学生たちが突如番組に出演!

8月、放送専攻の学生など9人(引率 立岩陽一郎先生)でMBSラジオ社を見学。ラジオの仕組みを学ぶ中で、突然、番組に出演することになったり、社食で昼食をご馳走になるなど学び多くも楽しい一日となりました。

8月9日の午前9時、毎日放送本社で大月勇さん(MBSラジオ・プロデュースセンター長)の出迎えを受けて、入館証を受け取り、9階のラジオフロアに向かいました。

最初にフロア中央に設けられた会議スペースで大月さんから、MBSラジオの現状について「ラジオ番組の制作はラジコ、ポドキャストなど様々なツールを使って展開されている」といった説明がありました。また、番組とタイアップしたイベントの開催も重要になっているとのことで、ディレクターの仕事は番組の制作以外にも様々な作業があるとのことでした。

その後、スタジオに移動。最初に訪れたスタジオでは、元関西テレビキャスターでフリーアナウンサーのヤマヒロこと、山本浩さんがMCを務める「ヤマヒロのぴかっとモーニング」が放送されていました。この時、番組プロデューサーから「念願が叶った人を祝う『おめでとう』というコーナーに参加して欲しい」と言われ、学生全員がスタジオに入りました。

その時の放送の内容が以下です。

「ぎょうさん、入ってきたなぁ」と驚くヤマヒロさん。無言でぞろぞろ入る学生達。

「学生?学生さんやね、これ?ちょっと、ちょっと・・・あの、寺本さん(構成作家)、引率してきてるんやったら誰か教えて」

「僕も全くわらかんのです」と呆然とするディレクターに、「わからんのかいな」と笑うヤマヒロさん。

立岩が最後に入ると、「あ、立岩さんや、立岩さんの学校の生徒さん?あ、そうですかぁ」と落ち着きを取り戻しつつヤマヒロさんが学生に質問。

「どちらの大学ですか?」

「大阪芸術短期大」と学生。

「何を勉強しているんですか?」とヤマヒロさん。

「放送・・・」と緊張からか言葉少なに答える8人の学生。

そして、コーナーにハガキを寄せたリスナーにヤマヒロさんが「おめでとう」と発すると学生も一緒に祝う・・・以上、突然起きた番組出演でした。

この後、MBSアナウンサーの松井愛さんと吉本新喜劇の未知やすえさんがやっている「松井愛のすこーし愛して」を副調で見学。ディレクターの指示に従って技術スタッフがミキシングを行う操作などを間近に見る機会を得ました。

この日は前日に南海トラフ沖地震に関する臨時情報が出るなどラジオセンターも慌ただしさを見せており、報道ブースでは記者とアナウンサーが待機して定期的にラジオで臨時情報を伝える体制をとっているということで、記者の亘佐和子さん、アナウンサーの松川浩子さんから実際に読まれる原稿や放送ブースについて説明してもらいました。

最後は毎日放送13階の社員食堂で昼食をご馳走になり、正午過ぎに解散となりました。