「TanTan Web」にようこそ
こちらは、大阪芸術大学短期大学部メディア・芸術学科メディアコースで出版を学んでいる学生たちが卒業制作として作ったウェブサイト「TanTan Web」です。
これまで紙の出版物を主に卒業制作の作品としてきましたが、今年から初めての試みとして、ウェブサイトにチャレンジしました。
いうまでもなく、現代はデジタル情報があふれる時代。情報の発信者として、紙とネットの両方を知っておくことは必須です。そこで、今年から卒業制作は学生たちによるフリーマガジン「TanTan」と、そのウェブ版の2本立てとしました。
「TanTan」は、学生たちが実際に企画を立て、アポを取り、出かけて行って取材し、執筆、編集、さらにはillustratorやinDesignなどのレイアウトソフトを駆使して紙面を作り上げます。
なら、ウェブ版は単にそれをネット上に移し替えているだけ?いやいや、とんでもない。ウェブのお作法に従った見出しやビジュアルの見せ方、文章の再編集、さらには現代においては必須のスマホ対応など、やることはいくらでもあります。
このページももちろんスマホ対応。PC画面とスマホ画面を見比べてもらえれば、同じ写真でも実はサイズを切り分けていたり、微妙なデザイン変更を加えていたりと、さまざまな工夫が凝らされていることがわかるでしょう。
トップページの三人は、右から編集指導の松尾理也(元新聞記者)、副手の橋本怜佳(実は3次元の立体造形が得意)、ウェブ指導の向垣内良明(ウェブ、紙両方をこなすデザイナー)。身長は凸凹ですが、ぴったり息の合った3人が、楽しく、厳しく指導にあたります。
わが大阪芸術大学短期大学部メディア・芸術学科は、日進月歩のテクノロジーに翻弄されがちな現代のメディア社会において、自分の位置をしっかりと見極め、社会の中で自らを発信していける人材育成を目指しています。紙のフリーマガジン「TanTan」ともども、ウェブサイト「TanTan Web」をどうぞよろしくお願いします。(大阪芸術大学短期大学部教授 松尾理也)