洋服大好き!アニメも大好き!
ワールド全開!紗世ちゃんの話

芸短一異彩を放つ女 山田紗世

「芸大」と言うと、オシャレで髪の色が派手なこがたくさんいそうというイメージですが、そんなイメージをそにしたようなのが山田紗世ちゃん。昔から派手だったの?中身はどんななの?気になって話を聞きに行と、予想外の結果に。今の紗世ちゃんからは想像できないほど地味だったとか。意外な過去から、版画との出会い、そして大好きな洋服の話も。芸短一異彩を放つ山田紗世ちゃんの話をたっぷり詰め込みました!

今はこんな感じだけど、小学4年生ぐらいまではお母さんが選んでくれる地味な洋服を着ていたんです。茶色のワンピースとか、動きやすさとか着心地を優先していました。
学校生活も地味で、みんなが校庭で鬼ごっことかドッジボールをしていても私は教室で編み物をしたり、あと、校舎巡りも日課でしたただ校舎を歩くだけで締めに図書館。図書館では絵本を読んでいました。団体行動が苦手だったから一人でいる時間が多かったです。
小学5年生の頃かな、当時放送していた「デカワンコ」っていうドラマを観てギャルに目覚めたんです。ギャルのお話じゃないんだけど主人公の洋服が派手で、デザインも可愛くて「あ、これでいいんだ」って思ったんです。
そこからピンクとか色物の洋服を着るようになって、仕舞いにはギャルを目指しました。ギャル雑誌で勉強もしたし、髪の毛を金髪にしたいとか携帯をデコデコにしたいとか思って、先生に「ギャルになってもいいですか?」って聞いたこともあります(笑)見た目は変わったけど周りの環境は変わらずで、小学校は「変な奴」で終わったな~。でも今の私の原点になった時代です。



高校は私立の女子高だったんだけど、本当に楽しかったです。
仲良かった友達がギャルだったから毎日刺激的で。注意されて大泣きしている姿とか、停学くらって体育祭来なかったりとか、おもしろくって仕方がなかったです。
私自身は、髪にぴんどめをいっぱいつけたりしてて、そのせいかニックネームがぴんどめでした。隣のクラスの子とかも「お~ぴんどめ!」とか気軽に話しかけてきてくれたりして、そうゆうのが好きでした。嬉しかったし。
小中とあまり派手な学校生活をおくっていなかったから、高校での毎日は幸せでした。
勉強面で苦しんだ部分もあります。デザイン美術のアニメイラストコース専攻だったんだけど、自分の描く絵はアニメじゃなかったから好きな絵を描いていいのかなとか、周りと比べちゃったりして、そうゆう不安がなくなったのは大学生になってからかな。



まだ私が語れるほどのものにはなってないけど、版画って描くだけじゃないし、工程がたくさんあるのも愛おしっくって、器具を洗ったりするのも大好きなんです。
オープンキャンパスで版画を体験させてもらっんですけど、私は今まで絵具をのせるってゆうことしかしてこなかったから版画を通して何か新しいことができるんじゃないか、よっしゃあやったろうってゆう気持ちで飛び込みました。でもはまだまだ開拓中です。
版画をやり始めて学んだことは「何でもいいんだ」ってこと、高校生の時はアニメイラストコースを専攻していて、人から好かれる絵を描かないといけないのかなとか周りと比べちゃうことが多くて悩んだ時期もあったんです。版画をやっていても、綺麗に綺麗にとかこれはこうした方がいいとか言われたりもしていたんですけど、ある先生に「なんでもいいからやってみなさい、自分の作品に自身を持たなきゃ」って言われて、それが私の中ではすごい響いてそこから考え方が変わりました。悩んだり苦しむことがなくなりました。



「生活上に自分の世界を発信できる唯一のこと」洋服の魅力ってそこじゃないですか?語りだしたら止まらないぐらい洋服は大好きなんです。 どこで買ってるのとかよく聞かれますけど婦人服のリサイクルショップなんです(笑)昔の物とかも豊富だし、すっごくいいのがあるんです。1000円で8着ぐらいかえちゃうし♡こんなに安くで可愛いの買えちゃったらやめらんない! 道を歩いてたり電車に乗ったりしてたら盗撮されたりすることもあります、珍しいのかな、みんなももっとはじ
けちゃえばいいのに!って思います。
この大学を卒業したら、編入も就職もしないつもりです。好きなものがたくさんあるから全部やっちゃおうかなって思っています。だから卒業後は制作活動に励む予定です。今はとりあえず作品をたくさん作って、人に見てもらわなきゃなって。そのためにSNSに作品を載せたりしています。

大阪芸術大学短期大学部メディア・芸術学科 メディアコース 出版 盛雅(もりみやび)

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