ソロ活してみよう!
~はじめての一人焼肉~

至福の焼肉

ソロ活とは、一人で充実した時間を過ごすこと、楽しむこと。

 ある日友人が「朝のバイト終わりにお寿司食べてカラオケ行ってくる」という連絡がきた。

「誰と行くの?」と聞くと一人だという。

「せっかくの休みだし、一緒に遊ぼう!」という連絡かと思いきや、今から出かけるよという謎の報告だった。ドラマソロ活女子のススメを見て、ひとりで出かけようと思ったらしい。

カフェ、一人旅…。孤独なはずなのに楽しそうにしている友人…。
ソロ活に興味がわいてきた。

 一人行動に苦手意識を感じていたが、イベント・遠出・ごはん…一人だと気が楽で、案外楽しいかもしれない。

 以下は私のソロ活体験記である。

人のほうが楽しめそう!

11月23日(祝日)

 夏頃に友人と焼肉食べ放題に行った際、気を使いすぎて、焼けた肉の譲り合いになったことがある。

 脂身が多いものは気持ち悪くなってしまうので頼みたくないし、好きな野菜はたくさん注文したい。 相手に気を使わず好きに頼みたい、一人のほうが楽しめそうと思い挑戦することを決意した。

回転率

スピード提供・回転率が速い

 一人焼肉推奨店『焼肉ライク』。チェーン店で、近畿では12店舗ほどある。いきなり普通の焼肉店に行くのはハードルが高かったため、一人焼肉推奨店にした。

席は仕切りの壁があり、塾の自習室のような一人の世界を堪能できるスペースだった。だが、一人席が空いていないため、二人がけの席に案内された。  午後12時に行ったので、込み合っており「祝日の昼は避けとくべきだったか…」と少し後悔した。

 タッチパネルで注文するが、初めに店員さんが使い方や、火の付け方など親身になって教えてくれた。一人前で脂身の少ないバラ豚肩のセットを注文。 2種類のお肉、スープ、キムチ、お米(おかわり無料)で1,000円ほど。安い。

 お客さんは多いはずなのに商品提供に3分も待つことなく、セットが運ばれてきた。

 水はセルフで、テーブルに給水がついている。お箸やタレもテーブルに常備されているため、店員を呼ぶこともなく、ひとりで気楽に食べ始められた。

ひとり焼肉

ひとりの小さな幸せ

 友人同士で行くと、焼けた肉の譲り合いで遠慮してしまい食べにくいが、一人焼き肉だと、ごはんのおかわや、好きなお肉を好きなタイミングで頼める。人目を気にせず注文できるのが良かった。

 値段もお手頃で気軽に行きやすいのに、いつもより豪華な気分になれる。 次は、お酒も一緒に頼もうかなと、行く日程を考えるくらい一人焼肉にハマリそうだ。

 好きな時に好きな場所へ行き、ひとりの時間を楽しむソロ活。 これからも少しずつ自分の時間を楽しんで行きたい。

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