知られざる
アロマの世界を紹介

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「アロマ」と聞いてどんなイメージを持つだろう。部屋に置いているアレ?オイルのこと? よく耳にはするけど、イマイチ何の目的で使用されているかわからない人も多いもの、アロマ。 アロマセラピー:精油、または精油の芳香や植物の芳香を用いて、心身の治療やリラクゼーション、ストレス解消などを目的とする療法である。 今回は、インテリアからマッサージまで幅広く使われている、知れば知るほど奥深い、アロマの世界を紹介していく。

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<h2 class=おすすめしたいアロマの香り3選

私がアロマに本格的にハマったのは、大学に入学してから。 コロナと同時に始まった大学生活。あまり外に出かける機会がなく、ずっと家にいる生活。 生活習慣は乱れ、自律神経も乱れまくっていた時だ。 ある日、自分に危機感を感じ、部屋の大掃除をし、空気の入れ替えをした。 綺麗になった部屋に、アロマディフューザーを置いてみた。 人工的な香りではない、植物の自然の香りがふんわりと漂う。柑橘系のいい香りがする。 その香りがクセになり、アロマはただのインテリアの一部ではなく、人の心を癒す力があると感じた。それが私のアロマとの出会い。

~アロマの種類~
アロマは約300種類あり、ざっと5つのグループに分けられている。 ハーブ系(ラベンダー、ペパーミント、レモングラス、ローズマリーなど)
樹木系
オリエンタル系(イランイラン、サンダルウッドなど)
花精油系(ローズ、ジャスミン、カモミールなど)
柑橘系(レモン、グレープフルーツ、ヴァーベナ、ベルガモットなど)

例えば、ストレスが溜まっていて、ちょっとリラックスがしたい。 そんな方は、イランイランの香りがおすすめ。 甘く濃厚なジャスミンの香りが特徴だ。 香水にもよく使われているため、若い女性だとイランイランという名前を聞いたことがある人も多いだろう。 イランイランには、鎮痛作用があるため、顔のこわばりをほぐし、肩の力も抜く効果が期待されている。 人間心に余裕がなくなると自分にも優しくなれないし、人にも優しく接することができない。心が疲れているとき、余裕がなくなっている時、不安定なときにおすすめしたいアロマがローズウッド。甘くすがすがしい香りで、女性に人気な香りだ。 落ち込みがちな気分をハッピーな気持ちに変えてくれるローズウッド。 こう聞くと何か怪しい薬のようにも感じるが…。違う、ちゃんとしたアロマだ。 そして私が一番好きなアロマは、ヴァ―ベナの香り。 この香りでイメージされる季節でいうと夏がぴったり。 柑橘系のすっきりした香りのヴァ―ベナ。 甘すぎず、まるで本物のグレープフルーツを絞っているのではないかと思うほどの自然な香りで、その爽やかさからフランスでは、「魔女の恋薬」と言われている。 ほんのりすっきりした香りを纏うことができるので、香水のように、手首につけるのがおすすめ。 持ち歩きアロマとして、常に手首や首元に。そして今のご時世だと、マスクの内側に少しつけると、シャキッとする。 今の自分の気分を観察してみて、ぴったりなアロマを選ぼう。

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<h2 class= アロマを使ったハンドマッサージのやり方

アロマを使用した療法(アロマセラピー)の中で代表的なものが、アロママッサージ。
街を歩いていると、アロマオイルを使用したトリートメントマッサージのサロンをよく見かける。
アロマの効果効能とセラピストによる手技の組み合わせが生み出す施術は、からだ中の溜まった老廃物を流してくれて、とても気持ちいい。 そんな癒し効果をもたらしてくれるアロママッサージ。
ツボやリンパの位置を少し意識することで、アロマを使って自分でもマッサージすることができる。  今回は、セルフハンドマッサージを紹介。
手は「第二の脳」と呼ばれており、手や指をほぐすことで血流が流れやすくなり、脳の若返り効果も期待されている。

アロマオイルを使用したマッサージの中で注意しなければいけないのは、マッサージ専用のオイルを使うこと。(アロマオイルだけだと成分が強いため、薄めたものを使用する) オイルは直接肌に垂らすのではなく、手のひらで伸ばしてから、身体の下から上へとスローペースで伸ばしていくこと。
① アロマを用意し、手にアロマオイルを数滴垂らし、手と手でこすり合わせます。 こすり合わせることで、摩擦で手があたたかくなり、ぽかぽかする。 アロママッサージは、あたたかい手で行う。

② 手首から肘までを撫でるようにオイルを伸ばしていく。 この時、腕の両面にしっかり伸ばすことを意識する。

③ オイルで滑りやすくなったことを利用し、手のツボを刺激していく。 押してみて気持ちいいところや、少し痛いところは、強く押す。 (親指と人差し指の間など)

④ 親指を使って手のひらを刺激していく。 上から下へ上から下へとスライドします。

⑤ 手の中心にある老宮(神経疲労回復のツボ)を3回押す。 ここでも気持ちいいところは強めに押す。

⑥ 肘の内側を押していく。ここは、リンパの通り道なのでここが痛く感じる人は、リンパが滞っている証拠だ。

⑦ 最後に両手で包み込むように、指先まで優しく撫でるように流してあげる。 そして、べたつきが気になるならホットタオルなどでしっかり拭きとる。

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