おすすめ授業part4
哲学・コンピュータ・映画
メディアコース出版の板倉舞歩です。自分を変える思索を楽しみ、編集の基礎について学ぶ。映画を観て、ひと休憩。芸短生のゆったり学べるおすすめ授業3選です。
哲学 イデアってなぁに?哲学をゆっくり学ぼう!
中村先生によると哲学とは、人生・世界、事物の根源であり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観でもあります。
簡単にいえば、人間観、価値観を学べる講義。抽象的な概念を用いてすごく厳密に緻密に論理的に議論を組み立てていくような学問です。
創造的に生きる、とはどういうことか。人間はなぜ道徳的であるべきか。殺人や自殺はなぜいけないのか・・・。 哲学に正解は一つではないので、色々考えさせられますが、新しい思索にであえたり、視野を広げることができます。難しい勉強というより、深く学ぶことができるので、ゆっくり学べると思います。
新しい価値観や人間観を知ることで、自分自身を見直せる機会になるのではないでしょうか。
この講義は、出席点とテストで成績が決まりますが、主に出席点重視です。
テストは持ち込みありで知識テストというより、事前にテーマがあり、それについて書くというものです。事前に勉強をし、調べたこと考えたことをメモに書いてもおくと良いです。
コンピュータ基礎 メディアコースは受講するべき!
パソコンの基礎的な使い方や、メール作成の方法などを勉強し、実践していきます。次にこの講義のメインでもある、Adobe illustratorや、Photoshopの勉強に移ります。初心者でもわかりやすく、出版や広告をメインにしているコースの方には特にお勧めします。
ひとつひとつの操作を学んだ上で、課題として次の講義までにもう一度同じ作品をつくります。パソコンでする作業は、一週間もあくと忘れがちで、振出しに戻ってしまいます。なので、課題として同じものをもう一度最初から作成するというのは、とてもいいなと思いました。課題の進め方としては、配られるプリントに詳しい説明が載っていますが、自分で講義内にメモをこまめにとることが鍵となってきます。
他学校でも教えられている副田先生による講義です。評価方法は、課題提出を含む出席点と、小テストによって行われます。なかでも、課題提出が一番大切です。一回でも提出し忘れると、その日の講義の出席点はいただけません。
メディア特講Ⅰ いろんな目線で映画の裏側を楽しむ夏休み!
映画監督である三原光尋先生の映画をメインの素材として使用します。
未来に活躍する各方面のクリエイター向けて、「創造すること、活動すること、想像すること」の面白さを共に考え、視野を広げ、より専門分野でクリエイティブになることを目指します。
三原先生の作品、中谷美紀主演「しあわせのかおり」をはじめに鑑賞し、裏話やメイキングなどを聞くことができます。
芸短卒業生である女優、椿弓里奈さんと先生による雑談会&質問会などがあり、貴重な時間をすごすことができ、受講人数によりけりですが、スマホなどを使った短い映像作品を創作する場合もあるみたいです。三日間という短い間ですが、視野を広く考えることができるので、後期に向けて頑張ろう、やりたいことに挑戦しようと思える講義です。
メディア特講Ⅰは、夏休み、九月半ばの三日間の集中講義です。1から5限を三日間で2単位取得することができます。成績は出席点のみで、課題などはありません。